Z世代は食べない!?
日本固有種「わさび」を応援!
わさびは、飛鳥時代から食べられていた日本固有種(*1)の食物で、食べられる大きさに育つには、きれいな澄んだ水の場所で2〜3年かかります。
近年は回転寿司チェーンやスーパーで販売されるお寿司などは“サビ抜き”が主流となっており、Z世代の人たちは、“辛い・ツンとする”わさびを食べなくなっていると言われています。
このような影響もあり、日本のわさびの根茎(すりおろす部分)の生産量は2005年の1,099トンから昨年の2021年には427トンと、ここ16年ほどで、実に6割以上も生産量が減少しています(*2)。
*1)固有種(こゆうしゅ)とは、特定の国や地域にしか生息・生育・繁殖しない生物学上の種。日本にしか分布しない動植物の種は、日本固有種という。
*2)出典:農林水産省 特用林産物生産統計調査
わさびが日本の食卓から姿が消えない様に、年に数回でも本わさびを購入して食するような取り組みを、この企画に賛同する方たちと見つけていきたいと思います。
そして、特にZ世代などの若い人たちにわさびの魅力を発信していければと考えています。
わさびサポーター(企画賛同者)を募集し、その方たちとわさびを広め、食するようなアイデアを考えて行きます。
例えば、わさびの知識をお伝えしながら、(1)わさびの魅力発見クイズ、(2)わさびを食べない理由アンケート、(3)わさびのレシピ投稿、(4)わさびサポーターと行くわさび栽培体験、などを検討します。
また、わさびの殺菌作用を活かした食材やアイデアグッズなども考えていければ良いと感じています。
日本わさび協会等へお声がけ